不動産事業の
サスティナビリティ
SUSTAINABILITY
西部ガスグループの
サステナビリティ
西部ガスグループは、「西部ガスグループビジョン2030」で掲げた「サステナビリティ経営の推進」に対し、社会の持続可能性の実現と企業の長期にわたる価値創造に向けて企業が最優先で取り組む課題をマテリアリティとして特定しました。多様なステークホルダーとの対話を大切にし、環境・社会・経済の持続性に配慮した経営を推進してまいります。
※西部ガスグループのマテリアリティ
https://hd.saibugas.co.jp/sustainability/materiality/
※西部ガスホールディングスのサスティナビリティ
https://hd.saibugas.co.jp/sustainability/
ESGの取り組み
E環境
当社は、西部ガスホールディングスの不動産セグメントの一角を占める事業会社であることを認識し、西部ガスグループ環境基本方針※に定める以下の指針に基づき、事業活動を通じて環境保全に努めております。
※西部ガスグループ環境基本方針の全文は以下のページに掲載しています。
https://hd.saibugas.co.jp/sustainability/environment/
西部ガスグループ環境基本方針
-----指針2:事業活動における環境負荷の低減-----
①不動産ポートフォリオの管理方針
当社は西部ガスグループ環境基本方針において「事業活動における環境負荷の低減」に基づき、テナントを始めとするステークホルダーと協働し、低炭素社会の実現に向け、エネルギーの効率的な利用、CO2排出量の削減に加えて、事業活動において生じる汚染物質や廃棄物の発生抑制、水資源の保全に努め、環境負荷の低減に努めます。
1)水資源の使用実績・削減目標
実績 | 2021 年度 |
2022 年度 |
2023 年度 |
2024年 度削減目標 |
---|---|---|---|---|
水使用量(㎥) | 73,586 | 61,681 | 71,032 | 2023年度実績より、 1%削減 |
水使用量原単位 (㎥/㎡) |
0.64522 | 0.46829 | 0.53204 |
※2021年度は20施設、稼働床面積114,047㎡
2022年度は26施設、稼働床面積131,716㎡
2023年度は27施設、稼働床面積137,725㎡
※井水使用の施設は、水使用量、稼働床面積とも計上しておりません。
2)温室効果ガスの排出実績・削減目標
実績 | 単位 | 2021 年度 |
2022 年度 |
2023 年度 |
2024年度 削減目標 |
---|---|---|---|---|---|
温室効果ガス(SCOPE1) | t-CO2 | 2,123 | 2,335 | 2,389 | 2023年度実績より、 1%削減 |
温室効果ガス(SCOPE2) | t-CO2 | 5,787 | 6,909 | 6,608 | |
温室効果ガス(SCOPE1+2) | t-CO2 | 7,911 | 9,245 | 8,997 | |
温室効果ガス排出量原単位 (SCOPE1+2) |
t-CO2/㎡ | 0.06811 | 0.06921 | 0.06603 |
※2021年度は22施設、稼働床面積116,156㎡
2022年度は27施設、稼働床面積133,570㎡
2023年度は28施設、稼働床面積140,478㎡
3)エネルギーの消費実績・削減目標
実績 | 2021 年度 |
2022 年度 |
2023 年度 |
2024年度 削減目標 |
---|---|---|---|---|
エネルギー消費量 (GJ) |
159,414 | 169,608 | 179,733 | 2023年度実績より、 1%削減 |
エネルギー消費量 (KL) |
4,113 | 4,376 | 4,637 | |
消費量原単位 (KL/㎡) |
0.03541 | 0.03276 | 0.03403 |
※2021年度は22施設、稼働床面積116,156㎡
2022年度は27施設、稼働床面積133,570㎡
2023年度は28施設、稼働床面積140,478㎡
水使用量、温室効果ガス排出量、エネルギー消費量の集計対象範囲は、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」(省エネ法)において報告義務のある、西部ガス都市開発が保有、管理するすべての物件(自社使用を含む)です。また、温暖化ガス排出量はすべて調整後CO2換算係数を用いて算出しています。
②グリーンリース条項について
当社は保有する一部のオフィスビル等において、施設全体で環境負荷低減の取り組みをテナントさまと協調し推進を図る為、新たにテナント等と賃貸借契約を締結する事業機会時は、グリーンリース条項の締結を積極的に推進しています。
③スマートメーター導入について
当社では、保有する一部のオフィスビル等において、パルス付き計量器(スマートメーター)を設置し、エネルギー利用の可視化に努めております。(博多祇園NKビル、天神NKビル、NL香椎)
取り組み
-----パートナーシップ構築宣言-----
西部ガス都市開発は、サプライチェーン全体における持続可能な共存共栄関係の構築を目指した「パートナーシップ構築宣言」に賛同し、策定・公表いたしました。サプライチェーンの取引先の皆様や価値創造を図る事業者の皆様との連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップを構築してまいります。
西部ガス都市開発の「パートナーシップ構築宣言」
「パートナーシップ構築宣言」ポータルサイトはこちら
S社会:地域社会への貢献
西部ガスグループ環境基本方針
-----指針5:環境マネジメントの充実-----
①設計・開発段階における公共交通機関などアクセスへの配慮
②障がい者のアクセス
当社は、取得並びに新たに開発を行うすべての住宅・オフィス等については、公共交通機関へのアクセス利便性を考慮した立地選定を基本としております。また、保有する一部のオフィス等については、建物用途に応じてバリアフリーに係る関連法規に従い、身体にハンディキャップをお持ちの方へも配慮を行っております。
社会的課題に対する取り組み
社会的課題に対するテナントとのコミット・地域社会へのコミット
当社の事業はテナントや地域社会など様々なステークホルダーとの関わりの中で成立しております。特にテナントのお客さまとは定期的に防災訓練等を通じ日頃から双方向のコミュニケーションを図っております。また、福岡市が取り組む「一人一花運動」に参画し、花を通じ人のつながりや街の魅力を高める一助として保有ビルの一部で花壇づくりに取り組んでおります。
さらに、㈱neuetが福岡市等で展開しておりますシェアサイクルの専用発着場として社有地の一部を提供し、サステナブルな移動手段の提供に取り組んでおります。加えて、当社が運営を行っているグループ社員食堂(「火と人食堂」)では、調理過程で発生する生ごみをコンポストで堆肥へと循環させ、地域への還元と生ごみ焼却時のCO2削減に取り組んでおります。
S社会:労働安全衛生
社会的課題に対する取り組み
従業員/請負業者のための不動産ポートフォリオ管理の方針
当社従業員の「健康・安全」、「機会均等」等に対する取り組みの実践に加えて、西部ガスグループ購買の基本方針に基づき、入札などによる契約業者の選定においても、サステナビリティへの取り組みも相対的な評価に組み入れております。